※他の項目は、計算するだけであったり、定規や重量計のように既存の道具で計測できますが、これだけは自分で傾斜台を作らねばなりません。
右の写真はスチレンボードとアルミ板を使った例ですが、軽いロボットならスチレンボードだけでも十分でしょう。
角度出しが面倒であれば、香川ヒューマノイドロボット研究所さんの
こちらを使えば簡単です。PDFで出力してくれます
※この項目は、機体の構造を直接規定せず(測定の)結果だけを規定するという意味で機体レギュレーションというより、ROBO-ONEの資格審査に近いかもしれません。
※通常、1回戦の直前にこの検査は行われます。(※不戦勝の場合は2回戦以降)
したがって、バッテリーや、発射体を全て載せた状態で計測します。
※但し、市販機や市販機改造機など審判の判断で検査が不要と判断した場合、あるいは進行上の理由などではやむを得ない場合はこの検査は保留とされます。審判が必要と判断した場合はその試合後に検査することができます。
※傾斜転倒限界角度は、大雑把に言うと重心の中心(垂直方向)が足裏(水平方向)の外にでるときの角度です。
したがって、
傾斜転倒限界角度が大きくなって倒れにくい機体に仕上がってしまった場合は、
足裏を小さくするか、上部にオモリを載せるなどして重心を上げることで、対策してください。