等身大ヒューマノイドが今年のトレンドです。
映画リアルスティールの流れで、アメリカではSyFyの「ロボット コンバット リーグ(以下RCL)」の放映が始まりましたし、日本でも日テレが「
リアルロボットバトル(以下リアバト)」を開催するのは皆さんご存じの通り。
ディスカバリーチャンネルでも企画が進行中と聞きます。
現実の世界でも、DARPAの「
ロボティクス・チャレンジ」実施や、将来の原発事故向けのロボットがメディアをにぎわせています。
『ロボファイトREAL』は、研究開発向けのロボットを目指すものではありませんが、時流には乗った方がナントナク良いことが起こるに違いありません。
また、大きなロボットを作りたい!というのはは人類共通のパッションである事は間違いありません!!(中2病かっ!)。
その証拠に大きいロボット創るとキモチイイです。
なんか出ます(脳から)。
現実には色々制約があって、それほど大きなものは作れませんが、わりと折り合いが付く範囲で、150cmくらいでイケそうだと判断しました。
なんとか一人でも運べて、市販のラジコン/ロボットサーボで制作可能な大きさということです。
そんな事をいっても、個人や零細企業で、
等身大ホビーロボットの意義とか需要(意義)の不足、費用を含めた制作の難易度、後々の運用の難しさが足かせとなってなかなか実現できるものではありません。
しかしながら冷静に考えて、それらは実は「できないイイワケ」に過ぎません。
キッカケさえあれば出来ます!
そこへ、フクシマ以降、再び盛り上がってきたロボット熱。
さらに、SyFyのRCL、日テレのロボバトの放映。
キッカケ、キター(゚∀゚)!
ということで、8月4日に等身大ロボットバトル「ロボファイト REAL」を開催します。
※別にバトルにこだわっているわけではありませんが語感がいいので使っているだけです。イベント名称は変更するかもしれません。
全然、集まらないかもしれませんが、一応、日程の区切りがないと作業を始める気にならないでしょう。
それにあと4ヶ月、今日から設計はじめないと間に合いません。
未完成のまま参加してもらっても構いません。
これは「キッカケ」ですから。
問題点もあります。
何度も書いてますが、まず時間がない。
ウチの150cm級も、1人で作業したら仮組みまでで1ヶ月かかった。
CFRPの切削環境を整えたり材料を集めたりで、その1ヶ月は前から準備してたので、
NCが自在に使えるような環境ならいいけど、ウチにみたいに貧弱な環境の場合は、制作に3〜4ヶ月はかかるのではないか?
8月開催だとちょっとギリギリ。
でも、スグに決断して作り始めなくてはならないタイミングなので迷う必要なし!
次に、
一般の人の目に触れにくい。
ロボファイト14の中でやるので、お手軽ではあるがこの会場(OCTは専門学校なので)だと一般来場者は殆ど見込めない…。
阪急百貨店のイベントステージで行う11月のロボットファッションショーの中でエキシビション(バトルではなくデモのみ)として行う手もあるけど、ああいう場にはには完成した機体でないと出せない。
それでも万全の体勢を待っていたのでは何も始まらないのは言うまでもありません。
加えて、等身大ホビーロボット時代の到来に盛り上がっているビルダーが全国にどのくらいいるのか?、あるいは自分だけなのか!?、実際の行動をもって調査する意味もあります。